MENU

葉酸サプリは飲まない方がいい?葉酸の働きとメリットやデメリットを徹底解説

※本サイトと提携する企業のPR情報が含まれます。

葉酸サプリは飲まない方がよい、葉酸サプリはあぶない、このような情報を目にしたことがある方は少なくないでしょう。

実は、葉酸サプリが危険である科学的根拠はいまだ明らかにされていません。一方で、葉酸が健康な体作りに重要な役割を担っていることは多くの研究によって判明しています。

今回は、葉酸サプリは飲まない方がよいとされる原因と、飲むべき理由について解説します。

さらに葉酸サプリが気になる方に向けて、おすすめの商品を5つピックアップしました。

記事を最後まで読めば、葉酸サプリについての知識が飛躍的に高まります。ぜひ参考にしてみてください。

目次

葉酸の役割は?体内での働き

葉酸は水溶性ビタミンの1つで、酵素の働きをサポートする役割を果たします。ほうれん草の葉から発見されたため葉酸と名付けられました。

水溶性ビタミンは水に溶けやすい性質を持つビタミンの総称です。血液などの体液に含まれており、体内ではほぼ生成されないため、食品やサプリメントなど食品から摂取する必要があります。

葉酸の体内での働きは次のとおりです。

  • 赤血球の産生をサポート
  • DNAの合成を促進
  • 細胞再生を助ける
  • 神経管閉鎖障害を予防
  • 虚血性心疾患を予防

それぞれ詳しく見ていきましょう。

参照元:ビタミン | e-ヘルスネット(厚生労働省)

血液の産生をサポート

葉酸は赤血球の産生をサポートするために必要な物質の1つです。産生とは、細胞で物質が作り出されることを意味します。

赤血球は血液の主要成分の一つです。葉酸にはビタミンB12共に赤血球を作る働きがあります。

そのため、体内で葉酸が不足すると血液を十分に作ることができず、貧血を引き起こす恐れがあります。

核酸の合成を促進

葉酸の体内での働きの2つ目がDNAやRNAといった核酸の合成促進です。核酸は細胞分裂や繁殖のために重要な役割を持つ物質で、不足すると貧血や新陳代謝の鈍りなどを引き起こします。

細胞再生を助ける

葉酸が持つ役割の3つ目は細胞の生産や再生を助けることです。葉酸を摂取することで、血液や粘膜、皮膚などの組織を健康な状態に保ちやすくなります。

神経管閉鎖障害を予防

神経管閉鎖障害とは、脳や脊髄などのもとになる神経管が上手く作られないことで発生する障害のことです。妊娠の初期に起こり、無脳症や二分脊椎などを引き起こします。

近年、数多くの研究から、葉酸の摂取が神経管閉鎖障害の予防につながることがわかってきました。

厚生労働省も、神経管閉鎖障害のリスクを減らす観点から葉酸の摂取を推奨しています。

参照元:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

虚血性心疾患を予防

葉酸の役割の5つ目が、虚血性心疾患の予防です。虚血性心疾患の主な病気は、狭心症と心筋梗塞の2つです。

主な症状としては、激しい胸の痛み、締め付けられるような圧迫感が挙げられます。動脈硬化や血栓により心臓の血流が悪くなることが原因です。

近年の研究により、虚血性心疾患のリスク低減に葉酸が関わっていることが判明してきました。

参照元:狭心症・心筋梗塞などの心臓病(虚血性心疾患) | e-ヘルスネット(厚生労働省)

葉酸サプリは飲まない方がいいといわれる原因

葉酸サプリは危険、飲まない方がよい、こうした情報が一部では出回っているようですが、なぜなのでしょうか。

考えられる原因は次のとおりです。

  • 過剰摂取による体調不良
  • アレルギーのリスク

詳しく見ていきます。

過剰摂取による体調不良

サプリは手軽に飲めるため、飲み過ぎによる過剰摂取が起こる危険性があると指摘されています。

ただし、過剰摂取になっても体外に排泄されるため体調不良になる確率は少ないという意見もあるため、実際のところはわかりません。

参照元:日本人の食事摂取基準2020年版

アレルギーのリスク

サプリで1,000μg〜10,000μgの葉酸を過剰に摂取した場合、かゆみや呼吸障害などのアレルギー症状が生じる可能性が認められています。

厚生労働省が推奨する、葉酸サプリの1日あたりの摂取量の上限は1,000μgまでです。

アレルギーのリスクが不安な方は、1,000μgの上限量を超えないように摂取量を調整するとよいでしょう。

参照元:日本人の食事摂取基準2020年版

葉酸サプリのメリット

葉酸は食品にも含まれている成分ですが、サプリメントで摂取することも可能です。

葉酸サプリには次のメリットが存在します。

  • 胎児の正常な発育をサポートする
  • 造血を促進
  • 母乳の生成を促す
  • 細胞の新陳代謝を促す
  • 手軽に葉酸を摂取できる

具体的に解説します。

胎児の正常な発育をサポートする

葉酸は、活発な細胞分裂を繰り返して体を作っている最中の胎児にとって、重要な栄養素です。

葉酸の欠乏は神経管閉鎖障害をはじめとする障害を引き起こす原因になり得るため、妊婦は十分な量の葉酸を摂取しなければなりません

サプリを使えば、葉酸が不足するのを予防できます。葉酸不足により生じる障害が起こることを防げるため、胎児の正常な発育をサポートするのに役立ちます。

造血を促進

造血のビタミン、とも呼ばれる葉酸は、健康な血液作りには欠かせない物質です。

葉酸はビタミンB12とともに、血液中の赤血球を作り出す役割を担っています。赤血球は血液の主要成分であるため、葉酸が不足すると貧血になる危険性があります。

母乳の生成を促す

母乳は、乳房の中に流れている血液から作られます。葉酸は造血のビタミンとして血液の生産に深く関わっているため、葉酸を摂取することが母乳の生成にもつながります

細胞の新陳代謝を促す

葉酸には、細胞の新陳代謝を促す効果もあります。新陳代謝とは、古い細胞が新しい細胞と入れ替わることです。

新陳代謝が活発になることで、便秘の改善や肌のターンオーバーの促進、疲労回復効果などさまざまな効果が期待できます。

手軽に葉酸を摂取できる

葉酸は食品から摂取することも可能です。しかし、調理方法によっては壊れたり流出したりすることがあるため、効率的な摂取のためには意識すべき点がたくさんあります。

一方、サプリメントであれば調理方法を気にする必要はありません。時間や場所を選ばず、いつでも葉酸を摂取できるため、手軽に葉酸を摂取できるメリットがあります。

葉酸サプリのデメリット

多くのメリットがある葉酸サプリですが、一部デメリットも存在します。

  • 過剰摂取の恐れがある
  • 費用がかかる

メリット同様、デメリットについても抑えておきましょう。

過剰摂取の恐れがある

食事による葉酸の摂取のみなら過剰摂取の恐れはまずありません。しかし1日あたりの必要摂取量の不足分を葉酸サプリで補う場合は注意が必要です。

手軽に摂取できる点が葉酸サプリのメリットです。その反面、手軽であるがゆえに過剰摂取してしまう恐れがあります。

葉酸を過剰に摂取した場合、次の健康リスクが高まる恐れが指摘されています。

  • 健康維持に必要な栄養素の1つ、亜鉛の吸収がされにくくなる
  • ビタミンB12欠乏が原因の神経障害の発見が遅れる

厚生労働省では18歳以上の男女ともに、サプリメントによる葉酸の耐用上限量を900~1000μgに定めています。耐用上限量とは、過剰摂取による健康への影響がないと見なされる量のことです。

葉酸サプリを飲む際には、商品に記載されている葉酸の含有量を確認し、耐用上限量内に摂取量を抑えることが重要です。

参照元:厚生労働省eJIM | 亜鉛 | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト

日本人の食事摂取基準(2020年版)

費用がかかる

葉酸サプリは、栄養サプリメントの中では比較的価格が高めです。利用し続ければ続けるほど、費用がかかる点はデメリットと言えるでしょう。

少しでも費用を抑えたい方には、割引価格が適用される定期購入やまとめ買いがおすすめです。

葉酸サプリは正しく飲めば安全!サプリの選び方

葉酸サプリは手軽な反面、過剰摂取しやすい点は注意が必要です。用法用量を守り、正しく飲むことで安全に葉酸を摂取できるでしょう。

葉酸サプリを選ぶ際のポイントは次のとおりです。

  • 葉酸の含有量
  • 継続しやすい価格
  • 葉酸以外の栄養素

順番に解説します。

葉酸の含有量

葉酸サプリを選ぶ際は、まず葉酸の含有量をチェックしてみてください。

葉酸の1日の上限摂取量は1,000μgです。そのため、サプリに含有される葉酸の量は1,000μg以下でなければいけません。

参照元:葉酸とサプリメント ‐神経管閉鎖障害のリスク低減に対する効果 | e-ヘルスネット(厚生労働省)

継続しやすい価格

葉酸サプリの価格は商品によって幅があります。

葉酸は継続して飲むことでより効果が得られるため、コストパフォーマンスが重要なポイントと言えるでしょう。

無理をして予算を超える商品を選んだ場合、飲む頻度を減らしたり、途中で飲むことを止めてしまったりする恐れが高くなります。

継続して飲み続けるためには、無理のない価格帯の中から、自身に適した商品を選ぶことが大切です。

葉酸以外の栄養素

葉酸を効率よく体内に取り込み、効果を最大化させるためには、各種のビタミンや亜鉛など他の栄養素が欠かせません。

葉酸サプリは商品ごとに含まれている栄養素が異なります。葉酸の働きと関わりの深い栄養素は次の5つです。

  1. 亜鉛
  2. ビタミンC
  3. ビタミンB2
  4. ビタミンB6
  5. ビタミンB12

葉酸サプリを選ぶ際は、上記の栄養素が含まれているかどうかチェックすることをおすすめします。

母体と胎児の健康維持におすすめの葉酸サプリ5選

母体と胎児の健康を重視する方におすすめの葉酸サプリを5商品ピックアップしました。妊娠中または妊活中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

ベルタ葉酸サプリ

妊娠中に必要とされる栄養素をたっぷり配合した葉酸サプリで、葉酸含有量は480μgです。

27種類ものビタミンとミネラル、必須アミノ酸を含む20種類のアミノ酸を配合しており、葉酸の働きを促します。

オーガニックにこだわった野菜も加え、栄養バランスも十分です。さらに、女性に嬉しい美容成分もプラスし、ヒアルロン酸やコラーゲンなども同時に摂取することが可能です。

製造は厳しい管理基準をクリアしたGMP認定工場にて日本国内でおこなわれています。

お得に購入したい方は、公式サイトからの定期購入がおすすめです。初回のみ66%オフの1,980円で購入でき、2回目以降も33%オフの3,980円が適用されます。

メデリmederi葉酸サプリ

800μgもの豊富な葉酸含有量を誇る葉酸サプリです。厚生労働省が推奨する葉酸の上限量、1日あたり1,000μgに迫る数値で葉酸不足を解消します。

葉酸以外に含まれている成分は、ビタミンD、鉄、カルシウム、亜鉛です。いずれも母体と胎児の健康を保つ重要な成分です。

品質と安全性の高い国内のGMP認定工場で製造している点も見逃せません。

コストパフォーマンスにもこだわっており、包装や広告宣伝費などの無駄を徹底的に削減することで国内最安レベルの価格を実現しています。

定期購入は1か月分が税込3,980円で、単品での購入5,940円に比べて約2,000円もお得です。

定期購入より割引率は劣るものの、2袋で8,316円のまとめ買いもおすすめです。

プレミン

厚生労働省は、妊活から出産までを3つの時期に分けたうえで、それぞれに摂取すべき葉酸の量を設定しています。

プレミンはこの点に着目し、3つの時期ごとに最適な葉酸含有量と栄養素を配合しました。

もっとも葉酸が必要とされる、妊活から13週までは含有量が最大のプレミン®、14週目から出産までの方には葉酸量を抑えたプレミン14w®、出産後はプレミンママ®と3種類をシリーズ展開しています。

葉酸のタイプも、プレミン®は吸収率のよいモノグルタミン酸型を、プレミン14w®およびプレミンママ®にはマイルドな食事性葉酸を使用している点も特徴です。

白色が多いサプリメントには珍しい、黒色がかった粒の理由は、ヘム鉄をブレンドしているためです。

一般的な葉酸サプリで使用されている非ヘム鉄は、安価な反面、吸収率は高くありません。ヘム鉄は価格が上がるものの、吸収率に優れている点がメリットです。

気になる価格は、プレミン®の場合、もっともお得な3セットおまとめ定期コースです。23%オフの税込11,500円で購入できます。

単月ごとに購入したい方には、毎月1袋定期コースがおすすめです。初回のみではなく2回目以降も20%オフが適用され、税込3,980円での購入が可能です。

MamaLula葉酸プラス

葉酸に加えて、9種類のビタミンとミネラル、鉄分、そして2種類の乳酸菌を配合した葉酸サプリです。

血液や母乳を作るために必要なものが鉄分です。ビタミンとミネラルは、母親と赤ちゃん両方にとって大切な栄養分で、乳酸菌は妊娠から出産までのデリケートな時期の健康をサポートします。

妊娠前から授乳期まで必要な栄養成分が豊富に含まれているMamaLula葉酸プラスは、母親のみならず、赤ちゃんの健康もケアする設計が魅力です。

価格は1回のみの場合は30日分税込1,500円とリーズナブルな点もメリットです。さらに定期購入では10%オフの税込1,350円の割引価格が適用されます。

エレビット

葉酸を800μgと豊富に含んだ葉酸サプリです。葉酸含有量を多くした理由は次の4つが挙げられます。

  1. 妊娠初期の葉酸欠乏を防ぐため
  2. 妊活および妊活中は通常時の2倍以上の葉酸量が必要とされるため
  3. 日本人女性の約70%は葉酸を利用しにくい体質であるため
  4. 厚生労働省が定める葉酸摂取量の上限1,000μg内に収めるため

上記の根拠を明確にし、商品の一粒一粒を目視チェックする、徹底した品質管理がエレビットの特徴です。

葉酸マルチビタミンサプリとして、産婦人科医からの高い支持を得ている点(株式会社RJCリサーチ2023年2月調べ)も見逃せません。

単品での購入は税込4,500円ですが、定期購入すると10%オフの税込4,050円で購入が可能です。

配送日の変更にもフレキシブルに対応してもらえるうえ、4回目以降はいつでも休止が可能な点も嬉しいポイントです。

葉酸サプリについてよくある質問

葉酸サプリに対する代表的な質問にQ&A形式で回答します。

ドラッグストアで購入できる?

回答:葉酸サプリは通販のほかドラッグストアでも購入が可能です。ドラッグストアで購入するメリットは、薬剤師からアドバイスを得られる点です。

通販で購入するメリットには、定期購入することで割引価格が適用されることや買い忘れる心配がないことが挙げられます。

葉酸サプリを飲むタイミングは?

回答:栄養補助食品である葉酸サプリは、薬品ではないため服用のタイミングはとくに定められていません

自身が好むタイミングで飲むとよいでしょう。ただし過剰摂取には注意が必要です。

葉酸サプリは男性には必要ない?

回答:近年の研究では、女性のみならず男性にも葉酸が健康に役立つことがわかってきました。

造血に役立つ、新陳代謝を促すなど、葉酸の持つ働きが気になる方は、性別を問わず摂取してみることをおすすめします。

妊活中にも飲んだほうがよい?

回答:葉酸を体内に十分に蓄えるためには1か月ほどの時間が必要です。

厚生労働省も妊娠の1か月前からの葉酸摂取を推奨しています。

しかしいつ妊娠するかはわからないため、妊活を始めたタイミングで飲み始めることをおすすめします。

参照元:厚生労働省eJIM | 葉酸塩 | サプリメント・ビタミン・ミネラル | 一般の方へ | 「統合医療」情報発信サイト

まとめ

今回は葉酸サプリについて、飲まない方がよいと言われる理由を考察し、飲むべき理由を解説しました。

飲まない方がよいとされる理由は、過剰摂取によって健康リスクが高まることです。

しかし、葉酸自体に毒性はなく、また過剰摂取による健康リスクについても決定的な科学的根拠はありません。

葉酸は、血液や新陳代謝を促す働きを持ち、健康な体作りに役立つ物質です。

体作りが活発な胎児にとっても葉酸は重要な役割を担っています。胎児が健康に育つために、妊娠中の方は、葉酸が不足しないよう注意する必要があります。

食事のみでは満たせない葉酸推奨量を手軽に補えるものが葉酸サプリです。記事をぜひ参考にして、自身に好適な葉酸サプリを選んでみてください。

<参考>
ビタミン | e-ヘルスネット(厚生労働省)
葉酸|栄養素カレッジ|大塚製薬
日本人の食事摂取基準(2020年版)

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
※本サイトと提携する企業のPR情報が含まれます。

目次