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生理を遅らせるピルはドラッグストアや薬局で買える?安全な購入方法を紹介

※本サイトと提携する企業のPR情報が含まれます。

生理による体調の変化は人によって傾向や重さが異なります。なかには重い体調の変化に悩まされている方もいるでしょう。ピルの継続を服用することで、生理による体調の変化を抑えたり、周期を遅らせたりすることが可能です。

生理に関する悩みは女性特有の問題であり、ピルが欲しくてもその方法がわからない方もいるでしょう。

そこで今回は生理を遅らせるピルの購入方法について紹介します。日本で安全にピルを購入する方法について確認しましょう。

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目次

ピルで生理を遅らせるメリット

ピルの服用によって、計画的に生理を遅らせる効果が期待できます。ピルを服用することで、排卵を抑制するためです。

生理は、定期的に起こります。女性の身体に小さくない変化を与え、人によってはさまざまな体調の変化に悩まされていることもあります。

ピルの服用により、ほぼ確実に生理を遅らせることが可能です。生理により重い体調変化に悩む方にとっては、タイミングを意図的にずらせるため、大きなメリットとなるでしょう。

以下は、ピルの服用によって期待できる生理に関する副次効果です。

  • 月経困難症の改善
  • 生理不順の改善
  • 月経中の経血を減らす
  • 鉄欠乏症貧血の改善
  • PMSの改善

そのほかにも、女性ホルモンの分泌量がコントロールされることで、肌荒れ改善や子宮内膜症の予防、卵巣がん・子宮体がんの予防といった効果も期待できます。

しかし、ピルを服用したからといって、いきなり上記の効果が見られるわけではありません。服用の継続が必要です。なお、ピルの服用には生理の際に見られるような体調の変化が副作用として出る可能性が高い点にも、注意しましょう。

生理を遅らせるピルはドラッグストアや薬局で買える?

旅行や試験、大事な仕事など、生理のタイミングを意図的にずらしたい機会は少なくありません。必要なときに手軽に入手したいところですが、その方法は限られています。細かく見ていきましょう。

ドラッグストアや薬局で購入不可

一部の国では、ドラッグストアで手軽にピルを購入できます。しかし、日本ではドラッグストアや薬局での購入はできません。

日本ではピルの副作用ばかりが強調されている傾向にあります。確かに、初めて服用した際は、少量の出血やムカつきといった生理の際に見られるような体調の変化が副作用として出るケースがあります。

日本におけるピルは医療用医薬品に分類されており、入手するには医師の処方箋が必要です。クリニックで診察を受け、医師や薬剤師から正しい説明を受けてからでなければ基本的に購入できません。

一部の薬局で販売される

日本は海外と比較すると、ピルに対する理解がまだ遅れています。一方で近年では、本当に必要な人が手軽に購入できるようになるための取り組みも進められています。

その取り組みは厚生労働省が進めており、一部の薬局で試験的に処方箋なしでピルの購入が可能です。まだ始まったばかりの取り組みであり、試験的な部分が強いため、対象の薬局も非常に限定されています。

生理を遅らせるピルを購入できる場所

日本で正規の方法でピルを購入できる場所は、非常に限定されています。生理もピルもデリケートなものであるため、正しい方法で購入しましょう。

一部の薬局

基本的にピルの購入には医師の診察と処方箋が必須です。現在、よりスムーズにピルを入手できるように、厚生労働省が処方箋なしでも購入できる取り組みを進めています。

緊急避妊薬の調剤実績や研修修了済みの薬剤師が販売を担当すること、などがピル販売の条件です。すでに試験的な販売はおこなわれており、2024年の3月まで処方箋がなくても適正に販売できるかの調査と合わせて実施されています

調査の結果次第ではありますが、今後は現在よりもピルの入手ハードルが大きく下がるかもしれません。

クリニック

クリニックは、日本でピルを購入できる場所としてもっともポピュラーです。診療科は婦人科です。

婦人科で医師に診察してもらい、個人に合わせてピルを処方してもらいます。医師と直接会って話したうえでピルを処方してもらえるため、もっとも安心して購入できるでしょう。

診察を受けて処方箋を受け取ったら、すぐにピルを購入できます。診察からその日のうちに服用できるため、上記の試験的な販売を除けばもっとも速やかに購入が可能です。

しかし、クリニックには診療時間があるため、時間帯によっては購入するタイミングを逃す可能性があります。

オンラインクリニック

何らかの理由で、クリニックでの診察が難しい場合もあります。その場合は、オンラインクリニックの利用がおすすめです。

オンラインクリニックなら、直接クリニックまで行かなくても、インターネットを通じて場所を問わずに診察が受けられます。なかには夜遅くや休日の診察にも対応しているオンラインクリニックもあり、クリニックよりも手軽に購入できるでしょう。

オンラインクリニックでの診察後、指定の場所にピルを配送してもらえます。

ただし、クリニックとは異なり、ピルが届くまでに時間がかかる点には注意が必要です。多くのオンラインクリニックでは、当日発送をおこなっていますが、それでもクリニックよりは実際に手元に届くまでに時間がかかるでしょう。

海外から個人輸入をしない

先述のとおり、日本ではピルの市販や診察なしでの販売ができません。ただし、まったく入手ができないわけではなく、1つの案としてピルの入手ハードルが低い海外から個人輸入する方法が考えられます。

しかし、個人の判断で海外からピルを入手する方法は極めて危険であるため、絶対に避けるべきです

海外で販売されているピルは、そこのルールに基づいて作られており、日本では安全性や有効性が認められていません。そのため、服用によって思わぬ副作用が出る可能性があります。

日本とは品質基準も異なるため、不純物が混ざったり、偽物を掴まされたりする恐れがあります。生理はデリケートな問題であるため、必ず医師の診察を受けたうえで購入しましょう。

安全にピルを安く購入できるオンラインクリニックがおすすめ

生理は女性特有のデリケートな問題です。生理による重い体調変化を周囲に相談できず、悩まれている方もいるでしょう。

オンラインクリニックなら、誰に知られることもなく、場所や時間を問わずにピルを購入できます。日本で安全かつ安くピルを購入したいのであれば、オンラインクリニックを利用するとよいでしょう。

オンラインクリニックがおすすめの理由を4つ紹介します。

クリニックに行く必要がない

クリニックであれば、医師と直接会い、診察してもらえます。対面ならではのメリットがあり、どんなに小さなことでも気になったことは気軽に相談できます。

しかし、クリニックには診察時間があり、その時間内にスケジュールを調節して直接伺う必要があります。

オンラインクリニックなら、直接クリニックまで伺う必要はなく、場所を問わず手軽に診察を受けることが可能です。

また、オンラインクリニックのなかには24時間の診察に対応している場合もあり、自身のタイミングでピルを購入できます。

また、オンラインクリニックであればかかりつけ医を引っ越しやその他の理由などによって変更する必要がありません。ピルの効果を実感するには、服用の継続が大切です。

クリニックの場合は定期的に通院する必要がありますが、オンラインクリニックなら無理なく購入を続けられるでしょう。

自宅で受け取り可能

クリニックでピルを購入する場合、診察してもらってから処方箋を受け取り、薬局で調剤してもらう必要があります。

診察から速やかにピルを受け取れるのはメリットですが、わざわざクリニックと薬局まで行くのに抵抗を感じる方がいるかもしれません

オンラインクリニックであれば、指定の場所までピルを配送してもらえます。クリニックや薬局まで直接行く必要はなく、誰かに知られることもありません。

女性医師を選べる

ピルの処方箋は婦人科で受け取れます。生理は女性特有のものであり、人によっては馴染みない異性には相談しにくいと感じる場合もあるでしょう。

クリニックで診察を受ける場合、その日の担当医を知ることはできますが、変えるのは簡単ではありません

オンラインクリニックであれば、柔軟に女性医師を選べます。ピルの副作用や服用について不安に感じていることなど、話しやすい女性医師に相談しましょう。

最短当日届く

ピルは生理の周期を調べたうえで、計画的に服用します。決まったタイミングで服用することでその効果を高められますが、場合によっては急遽ピルが必要となることもあるでしょう。

オンラインクリニックは、その場で診察してすぐに受け取れるクリニックとは異なります。ですが、ほとんどのオンラインクリニックで当日発送に対応しています

当日発送であれば、翌日に受け取ることも可能です。なかにはバイク便を利用して当日届けてもらえるサービスもあります。クリニックと同様にすぐにピルを購入できるのは、大きなメリットです。

ピルを購入できるおすすめオンラインクリニック3選

ピルの販売をおこなっているオンラインクリニックはいくつかあります。

そのなかでも、生理を遅らせることを目的としてピルを購入する際におすすめのオンラインクリニックを3つ紹介します。

メデリピル

メデリピルは、さまざまな女性のヘルスケアにまつわる事業を手がけるmederi株式会社が運営するオンラインクリニックです。

CMには馴染み深い有名タレントも出演しており、オンラインクリニックのなかでも比較的目に留まりやすいサービスです。

最大の特徴として、診察の予約からピルの処方箋を受け取るまで、すべての手続きがLINEでおこなえる店が挙げられます。

超低用量ピルと低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの計4種類のピルを扱っています。どれも国内正規品であるため、安心して服用することが可能です。

なかでも、低用量ピルに関してはサポートがとくに充実しており、初回の購入費および毎回の診察料が無料です。また、定期便プランやおまとめプランを利用すれば、よりお得に購入できます。

さらに、1年間継続して購入することでプラチナ会員となり、ピルにかかる毎月の購入費が10%引きとなります。

ピルの発送は最短で手続きから即日、早ければ翌日に手元まで届きます。

クリニックフォア

複数のクリニックを運営する医療法人社団エムズが手がけるオンラインクリニックです。グループ全体でのオンライン診療実績が100万件を超えており、信頼できる技術を持っています。

複数のクリニックを運営していますがオンライン診療にも対応しており、ビデオチャットを利用した診察をおこなっています。

一度オンライン診療を受ければ、そのあとは通院や診察をすることなく、継続してピルを配送してもらえます。ピルは継続して服用する必要がありますが、クリニックフォアなら無理なく続けられるでしょう。

クリニックフォアで扱っているのは、超低用量ピルと低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの4種類のピルです。価格も安く、生理を遅らせるのに一般的に使われる低用量ピルであれば、月々2,783円で購入できます

また、クリニックフォアはLINEでの手続きに対応しており、診察の予約やピルの処方箋を受け取るまで簡単におこなうことが可能です。処方箋を受け取ったら、最短で即日発送、早ければ翌日にピルが手元に届きます。

エニピル

エニピルは、株式会社サルースが手がけるオンラインクリニックです。最大の特徴として、24時間365日いつでも診療を受けられる点が挙げられます。

また、診察を受けるまでもシンプルな作りとなっており、予約をしていなくても早ければ10分以内に診察が受けられます。忙しい日々のなかでも、隙間時間で手軽に手続きをおこなうことが可能です。

エニピルでは超低用量ピルと低用量ピル、中用量ピル、アフターピルの4種類のピルを扱っています。価格面は良心的で、中用量ピルであれば1ヶ月あたりピルの代金が2,563円と配送料550円で購入できます。

そのほか、新しく処方箋を受け取る際は2,200円のカウンセリング料金がかかります。

支払いは、クレジットカードのほか、NP後払いを選ぶことが可能です。オンライン診察を受けてから4〜5日ほどで請求書が届くため、コンビニや銀行、郵便局、LINE Payで支払いましょう。

生理を遅らせるピルの種類

生理を遅らせるために利用するピルの種類は、主に2つが挙げられます。それぞれの特徴について見ていきましょう。

低用量ピル

ピルの主成分は、女性の卵巣で分泌される女性ホルモンの卵胞ホルモンおよび黄体ホルモンです。これら2種類の女性ホルモンは、女性が妊娠するために必要な役割を持っています。

生理中に女性ホルモンの分泌量が大きく変動することで、人によっては重い体調の変化に悩まされる場合があります。

ピルの服用によって、女性ホルモンの分泌量をコントロールし、生理による体調の変化を軽くしたり、生理を遅らせたりすることが可能です。

低用量ピルによって生理をコントロールできるのは2週間ほどです。

それ以上のコントロールは難しく、また遅らせたい日数が多いほど失敗する可能性は高くなります。低用量ピルで現実的にコントロールできるのは1週間前後と見ておきましょう

ピルは継続して服用するため、管理がしやすいよう工夫して作られています。生理の周期を28日として、1つのシートに28日分のピルで構成されています。

すべての薬が本物のピルではなく、多くの場合は偽薬も含まれており、偽薬を飲むタイミングで生理が来る仕組みです。

中用量ピル

中用量ピルも、低用量ピルと同様に生理を遅らせるために使用されます。主成分も低用量ピルと同じく卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンですが、それぞれの含有量が大きく異なります。

中用量ピルのほうが低用量ピルよりも多くの女性ホルモンを含んでいるため、より確実な効果が期待できます。生理を2週間ほどの日数でより確実に遅らせたいのであれば、中用量ピルを利用するとよいでしょう。

一方で、女性ホルモンの含有量が多い分、副作用も大きく出やすい点には注意が必要です。

生理を遅らせるピルの飲み方

生理を遅らせるためにピルを飲む際は、正しい服用方法の確認が欠かせません。ピルの種類別に、正しい飲み方について見ていきましょう。

低用量ピルの飲み方

生理を遅らせるための低用量ピルの飲み方について紹介します。低用量ピルであれば、現実的に考えて1週間前後の生理日のコントロールが望めます。

まずは生理を遅らせたい場合です。生理が起こる予定日の5日前から低用量ピルの服用を始めます。低用量ピルの服用は、生理を避けたい日まで続けましょう。

低用量ピルの服用によって女性ホルモンの分泌量がコントロールされ、排卵がされないために生理が来なくなります。

生理を避けたい日が過ぎたら、低用量ピルの服用を止めます。それから2〜3日ほどで生理は来ます。ただし、生理を避けたい日にも低用量ピルを服用する必要があるため、副作用には注意しなければなりません。

生理を避けたい日に服用しない方法もあります。前の生理が始まってから5日経つまでに低用量ピルを服用します。それから10日ほど継続して服用することで、飲み終えてから2〜3日で生理が来ます。

上記の方法であれば、生理の周期が28日だと考えると逆に早めることが可能です。生理を避けたい日に服用しませんが、早い段階から飲み始める必要があります。

中用量ピルの飲み方

中用量ピルも低用量ピルと主成分は同じであるため、根本的な使い方は同様です。ただし、含まれている女性ホルモンの量が異なるため、使用には気をつけましょう。

中用量ピルの場合、生理の予定日から5〜7日ほど前から服用を始めます。そして服用を止めると、それから2〜3日ほどで生理が来ます。

また、早めたい場合も同様に、前の生理開始日の7日目からピルの服用を始め、それから14日ほど継続します。飲み終えてから2〜3日ほどで生理が来ます。

低用量ピルよりも、より高い確率で生理を遅らせることが可能です。しかし、確実ではありません。

人によって効き目には差があり、なかには服用している最中に生理が来る場合もあります。もし服用中に生理が来た場合は、すぐに飲むのを止めましょう。

ピルで生理を遅らせる際の注意点

注意

ピルの服用によって、ほぼ確実に生理を遅らせることが可能です。

より計画的かつ安全に生理を遅らせるには、把握しておきたい注意点がいくつかあります。それぞれ細かく見ていきましょう。

生理周期を把握しておく

より効果的に生理を遅らせたいのであれば、まずは生理周期を正確に把握することが大切です。前の生理が来てからの日数に合わせて服用することで、遅らせたいタイミングをピンポイントに狙えます。

なお、ピルを飲み続けたからといって不妊になる恐れはありません。ですが、血栓症には気をつけたいところです。

血栓症は、何らかの理由によって血管が詰まる障害です。

服用してから3〜4ヶ月ほど経過した段階がもっともピルによる血栓症のリスクが高まるとされています。3〜4ヶ月後は血栓症のリスクは低下します。

服用を止め、また再開すると3〜4ヶ月ほどの段階で血栓症のリスクは高まるため注意が必要です。

生理周期が変わらないようにする

ピルの服用によって生理を遅らせることはできますが、生理周期が変わらないようにすることも大切です。

生理周期はおよそ28日であり、把握していれば備えられます。しかし、ピルによって生理が来るタイミングを変えてしまうと、周期が把握できなくなります

生理周期が把握できていないと体調の変化に備えにくくなるため、人によっては大きな負担に感じられるかもしれません。

決められた方法で服用

ピルは、決められた方法で服用しましょう。効果が見られないからといって、1日に複数錠飲んではいけません。

なお、もし飲み過ぎてしまったとしても、体調に大きな変化は基本的に見られません。

たとえば低用量ピルであれば、2錠飲むことで中用量ピルに含まれる女性ホルモンを摂取したのと同じ効果となります。

ただし、基本的にピルは生理の周期に合わせてシートで管理されているため、1日に複数錠飲むことで数が減ってしまう点には注意が必要です。

翌日以降もこれまでどおり服用して問題はありませんが、予備の分を用意しておきましょう。

副作用が出ることがある

ピルには女性ホルモンが含まれており、服用することで生理中に見られる体調の変化のような副作用が出る場合があります。

ピルの服用による副作用は、含まれている女性ホルモンの量によって出る確率が異なります。中用量ピルは低用量ピルよりも、副作用が出るリスクは高いです。

しかし、ピルによる副作用が出る確率はそもそも低いとされています。

たとえば、低用量ピルを継続して服用する場合、代表的な副作用として吐き気や不正出血が挙げられます。

実際のところ、吐き気や不正出血が出るのは全体の5%ほどとされています。もし出たとしても、時間の経過によって自然と治まるのが一般的です。

また、だるさやむくみ、動悸といった副作用が見られるケースもありますが、これは全体の0.5〜5%ほどです。この場合は、医師と相談のうえで様子を見ます。

もっとも副作用として重いとされるのが血栓症で、心筋梗塞のような重篤な疾患に発展する恐れもあります。しかし、血栓症が起こるのは1万人に3〜9人ほどと極めて稀です。

服用できないケースがある

ピルは、風邪薬や解熱剤、胃腸薬、便秘薬、抗アレルギー剤などと飲み合わせても問題はないとされています。しかし、なかには飲んではいけない薬も存在するため、注意が必要です。

まず、C型肝炎の薬であるヴィキラックス配合錠は、絶対に飲み合わせてはいけません

そのほか、抗生物質や抗てんかん薬、抗結核薬、抗HIV薬はピルの効果を弱らせるため、注意しましょう。

また、ステロイドや喘息の薬のテオフィリンにも注意が必要です。ピルと飲み合わせることで薬の効果が強まる恐れがあります。

生理を遅らせるピルについてよくある質問

生理を遅らせるためのピル購入を検討している方向けに、よくある質問をいくつか紹介します。

ピルは保険適用される?

ピルは薬の一種であり、なかには保険が適用されるものもあります。現在の日本におけるルールの場合は、医師が治療のためにピルが必要と判断した場合に限り、保険が適用されます。

代表的な例が、月経困難症や子宮内膜症の治療が目的の場合です。これらの場合は、医師の診断によって保険が適用されます

しかし、病気の治療ではない場合、保険は適用されません。生理を遅らせたかったり、避妊が目的だったりする場合は保険が適用されないため注意しましょう。

ピルの平均価格はいくら?

ピルには含まれている女性ホルモンの量のほかにも、種類によって名称が分けられています。それぞれによって、平均価格も異なります。

低用量ピルのうち、保険が適用されるのはルナベルやフリウェルです。保険が適用されれば、1,300〜2,000円ほどで購入できます

生理を遅らせたい場合は保険が適用されないピルを購入することになります。その場合は新フェーズやアンジュ、トリキュラー、マーベロンなどを服用することになり、平均価格は3,000円ほどです。

より確実に生理を遅らせたい場合は中用量ピルを服用します。現在、日本で利用が認められている中用量ピルはプラノバールのみです。

プラノバールは、生理を遅らせる場合は3,000〜5,000円ほどで購入できます。

なお、実際にピルを購入する場合は、ピルの代金に加えて診察料やオンラインクリニックであれば配送料がかかることも覚えておきましょう。

オンライン処方のピルは安全?

オンラインクリニックを利用すれば、直接クリニックに行かなくても、ピルを購入することが可能です。販売しているピル自体も、日本で認可を受けているものであるため、安心して服用できます。

一方で、クリニックとは異なり、直接検査を受けられない点には注意が必要です。ピルには副作用の恐れがあり、とくに発症するリスクは非常に低いものの、血栓症にも気をつけなければいけません。

重篤な副作用のリスクに気づくためには、体調の変化に関するより詳しい情報が必要です。オンラインでの診察では、対面よりもリスクに気づくのが難しくなる恐れがあります。

より安心して使用したいのであれば、ピルに関する不安や服用後の身体の変化など、小さなことでも必ず医師に相談するようにしましょう。

ピルは将来の妊娠に影響する?

生理は、女性が妊娠するために必要な身体の変化です。ピルによってコントロールしてしまうのは、身体にとって将来的なリスクがあるのか心配に感じる方もいるでしょう。

近年の研究では、ピルを継続して服用しても、将来の妊娠には影響しないことがわかりました。継続して服用していても飲むのを止めたケースとピルを服用していないケースでは、妊娠率に変化はありません

ただし、妊娠ではなく副作用のリスクはあることは覚えておきましょう。

まとめ

生理による体調の変化は、人によっては耐え難いくらいに重い場合があります。プライベートや大切な仕事など、被って欲しくないシチュエーションもあるでしょう。

ピルの服用により、意図的に生理を遅らせることが可能です。副作用のリスクはありますが、将来的に大きな問題を抱えるわけではないため、上手く活用できれば生理による悩みを大きく改善できるでしょう。

生理を遅らせるピルは、クリニックやオンラインクリニックで購入可能です。とくにオンラインクリニックは時間や場所を問わず手続きがおこなえるため、大変おすすめです。

<参考>
メデリピル
クリニックフォア
エニピル

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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